自動売買(システムトレード)について
自動売買(システムトレード)について
株などで、広義では自動売買について、
成り行き注文に対して、指値や逆指値注文でも自動売買という言い方もあるようです。
しかし、これは発注そのものはご自分でやらなくてはいけません。
このサイトでいう自動売買とは、建玉の発注、決済(利益確定または損切り)の発注行為から
自動で行うシステムトレードを指します。システムトレードをスタートするには、
エキスパートアドバイザ(EA)と呼ばれるプログラムをスタートするだけで、
ほったらかしのトレードが自動で行えます。
システムトレードに必要な3つ
- EA(エキスパートアドバイザ)
- MT4が使える口座
- VPS
EA
EAは、どのEAを選ぶかによって、その後の運命が変わります。
EA選びで大事なのは、過剰な最適化をしていないものを選びましょう。
過剰な最適化とは、
ある市場(通貨ペア)のある期間においては勝率やPF(プロフィットファクター)がとても優秀であるのに、
期間が違ったり、通貨ペアが違うとつまり相場環境が変わると途端に勝てなくなるどころか
大損失を出してしまうEAのことです。
有料EAなどで「高勝率」や「負け無し」などと宣伝するものの中にはこのようなものも含まれており、
購入してみたものの期待外れになるのはこのためです。
私が自分でEAを作成するようになってわかってきたのは、
私でも、1年から数ヶ月の間だけでも勝率90%以上や負けなしのEAを作ることは比較的容易にできます。
過去データを元にバックテストという検証をして、
ある短い期間においてだけ見ていればよいので最適なパラメータを追及していくとそうなります。
それが過剰に最適化されたものということになります。
要するに過去のデータを見て後からパラメータ設定をしているわけですから
後出しジャンケンと同じようなものです。
メジャーな通貨ペアであればどの通貨ペアでもどの期間においても幅広く対応して
利益を残せるようにEAを作成すると、勝率はだいたい70%前後がいいところだと思います。
それではどのようなEAを選ぶべきかは、基本的なロジックがしっかりしたものであれば、
メジャーな通貨ペアであれば通貨ペアが違っても、時期が変わり多少の相場環境が変化しても大負けしないものです。
そのようなEAを選ぶようにしましょう。
つまり、何十年も前の過去データから見ることは必要ないと思いますが
短くても1年くらいの期間では、勝率が60~80%ぐらいのものを選ぶとよいでしょう。
何十年も前の過去データから見ることは必要ないと書きましたが、
例えば、2022年3月からドル円は115円から145円まで24年ぶりと言われるようにいっきに円安になりました。
この相場状況と2015年から2021年までのほとんどドル円は動かないと言われていたもみ合いの相場状況が違うのは明らか。
もっと言うと、過去ドル円が80円付近のころと今の140円を超えている付近では、
同じ10pips(ドル円ですと100pipsが1円の値幅に相当)でも重みが違います。
ですのでここまで違う相場状況でも同じように勝てるEAを求めていくと、
エントリー回数が本当に稀にしかエントリーしないEAになってしまい全く面白味がありません。
ですから、今のボラビリティの大きい相場状況には合わせつつ、
これからまた揉みあいに変わった時には、今と同じように勝てなくてもよく、
大負けさえしなければよいです。
エントリーが減って大負けさえしなければ、相場の状況が変わったということを認識し、
基本のロジックは間違っていないので換えずにパラメータで微調整して対応できるEAがよいと考えます。
手前味噌ですが、オリジナルEAアルビレオはその点を考慮して設計しており
過剰な最適化も行っておりませんので是非お薦めします。
ちなみにオリジナルEAアルビレオは作者である私自身がリアルトレードで使っております。
相場状況が変化すればパラメータを微調整しますので、更新したパラメータ情報を皆さんに共有致します。
MT4口座
MT4が使える口座ですが、
国内ディーラーではOANDA、saxo、ゴールデンウェイ・ジャパンがMT4を使った自動取引に対応します。
しかし、私は海外のGemTradeやXMTをおすすめします。
レバレッジが国内では25倍に対して、海外のこれらは1000倍のレバレッジになります。
ということは、口座にたった1000円あれば余裕で1000通貨の取引ができてしまいます。
また、海外口座ではキャンペーンを頻繁にやっておりボーナスが豊富で充実しております。
GemTradeでは私が口座開設した時のキャンペーンでは口座新規開設時に20000円分のボーナスがもらえて、
これだけあれば投資金額ゼロ円から10000通貨のトレードが余裕でできてしまいます。
また、追加資金を投入する際も、追加資金額に対してボーナスがつきますのでとても有利です。
VPS
VPSですが、必ずないといけないわけではありませんが、
月1000円くらいからですし、
ご自分のPCを常に電源ONのままにすることを考えたら検討したほうがよいと思います。